戦前に存在した『大嶺部落』の拝所まーいに同行してきた

oroku

2022年05月10日 12:00

現在の那覇空港敷地内に、かつて『大嶺』という部落があったのをご存知でしょうか。

肥沃な農地と目の前には豊かな海が広がる半農半漁の村で、遠浅の海は干潮時には潮干狩りの場となっていたそうです。
砂糖製造も盛んで、3棟のサーターヤー(製糖工場)もあったといいます。

けれど先の戦争が始まる直前に、国家総動員法により国に土地を取られ、大嶺の人々は故郷を離れました。

今回、ご先祖が大嶺部落出身の上地政己(うえちまさき)さんから、「シーミー(清明祭)のタイミングで那覇空港事務所の許可を得て、親族と共にご先祖様が暮らした土地へ入り、拝所をまわるので同行しませんか?」とのお誘いをいただき、同行させていただきました。

・・・続きを読む



【大嶺】検索

関連記事